スプレッドとは

銀行の為替窓口に行きますと、日々刻々と変動するリアルタイムの為替レートが大きなボードに表示されています。

円ドル相場で、T.T.Sが81.68円で、T.T.Bが79.68円の場合、ドルを買う人は81.68円でドルを買い、ドルを売る人は79.68円でドルを売るということをあらわします。 つまり、ドルを買う人と売る人の価格差が2円存在していますが、この2円をスプレッドと呼んでいます。 そして、この2円が銀行の手数料となる訳ですが、如何に銀行が大きな手数料を取っているかが良く解ります。

このスプレッドは為替だけの物では無くて、債券や株式などの全ての金融商品に存在します。

株式のケースで考えると、トヨタの株価は現在3,185円ですがビッドは3,185円でオファーは3,180円と成っています。 つまり、トヨタ株を買う人は3,185円でしか買えませんし、売る人は3,180円でしか売れません。この5円がトヨタ株のスプレッドと言えます。

上記の銀行の場合T.T.Sレート81.68円とT.T.Bレート79.68円の中値の80.68円をセンターレートと呼んで、インターバンクレートの指標レートとなります。 FX業者はこのインターバンクレートを基に、それぞれのレートとスプレッドを顧客に表示していきます。

通常FX業者のスプレッドは、銀行の為替窓口のスプレッドの1/100程度の1銭〜3銭(0.01円〜0.03円)程度です。 投資家にとっては、このスプレッドが小さい方が有利ですが、スプレッドの他に取引手数料を取る業者も多いですからスプレッドと取引手数料を見比べる必要が有ります。 つまり、FX業者にはスプレッドと取引手数料という二つの収入源が有ることを投資家は知っておくべきです。